● 仕事

 診療放射線技師
であり現在は教員。技師時代は消化管撮影MRIを中心に勉強してきました。MRIでは神戸先端医療超高磁場MRI研究班(3.0T-MRI、現在は一般病院での使用認可が出たので解散)で、撮像コイル作りと人体に対する磁界の影響を学んできました。

● 専門科目

 電気・電子工学機器学デジタル画像処理撮影技術、その他X線画像の読影など。基本的には理数系科目が好きです。

● 生涯の研究テーマ

(1) Matlabでのプログラミング(現在進行中)。
(2)多変量解析マハラノビス距離、”マハラノビス・田口システム”の勉強に取り組もうかと思っています(笑)。
(3)
”胃癌のコンピュータ支援診断””胃癌の増殖形態の数値化解析”(現在進行中)。

● 取得免許・資格

教師としての資格
 ・工学士(大阪工業大学)・工学修士(大分大学)・工学博士(大分大学)
 ・中学・高校技術工業教員T種免許(大阪府)
 ・診療放射線技師免許

その他
 ・大型自動車運転免許
 ・銃剣道初段
 ・口トランペット一級(アカペラトランペット笑)

● 趣味(好きなこと)

 海釣り素潜りソフトボール高菜漬けを肴に焼酎(黒霧島)で一杯やること。毎年、5月ぐらいから泳ぎ始め、10月初めまで佐賀関の海の岩場に出没します。見かけたら声をかけてください!

● 愛読書

 司馬遼太郎先生の作品と、今は月刊科学誌”Newton(ニュートン)”。ニュートンは解りやすいイラスト解説が多く、年寄りには優しい読みものです。

● 性格

 かなりの楽天家。嫌なことがあっても”そのうちに時間が解決する”と笑い飛ばすタイプ。人生の中でそう何回もあることではないが、ここ一番は大事だと思うことに対しては必ず自分で決めて行動するタイプ。常に自力本願であり、他力本願が大嫌い。これは勉強や仕事にも通じるよ!

  人生とは、”苦労して努力して、自分の力で切り開いていく舞台”である!

● 略歴

昭和46年 長陽中学校(熊本県阿蘇郡) 卒業
昭和50年 天理高校 夜間部(奈良県) 卒業
昭和57年 大阪物療専門学校診療放射線学科 夜間部 卒業
平成9年  大阪工業大学電子工学科 夜間部 卒業
平成20年4月 大分大学大学院工学研究科 博士前期課程 入学
平成22年3月 大分大学大学院工学研究科 博士前期課程 卒業
平成22年4月 大分大学大学院工学研究科 博士後期課程 入学
平成25年3月 大分大学大学院工学研究科 博士後期課程 卒業
 学位取得(工学博士)

 人生の半分(高校・技師学校・大学)は蛍光灯の下、つまり夜間部で勉強してきました。だから、時間や経済的に余裕があるのに”出来ない”と言い訳をする人は・・・・。また、経済的理由で学校へ行けなかった人も人生は長いんです。自分で働いたお金で学校へ行き、60〜70歳くらいまでに学問成就すればいいじゃないですか!

 熊本県阿蘇郡の長陽中学から奈良県の天理高校(夜間部)に進学。昼は大工見習い。卒業後は東京の理工系夜間大学(東京電気通信大学か東京理科大学)に進学したいという理由で自衛隊に入隊。ところが任地が石川県小松基地になり、大学を断念。自衛隊で3年間を過ごし退職。この年、大阪物療専門学校(夜間部)へ進学し、昼は酒屋の配達や病院の放射線技師助手のアルバイトをしながら卒業する。卒業後はこの技師学校で、非常勤ながら夜間部の学生を相手に”撮影技術”を講義していたが、当時、教科書の中で”MRIの原理式”が頻繁に出てくるようになり、
「MRIの原理(電磁気学)は理工学部で本格的に勉強をしないと教えることはできない」、と痛感し36歳から教員免許の取得と電磁気学の勉強のために大阪工業大学電気・電子工学科の夜間部に進学する。

 今は、”教壇に立つ以上(教師として給料をもらう以上)は学び続けることが私の義務であり、また自分の学ぶ姿勢を学生に見せる”という強い信念で、大分大学医学部・医学研究科、マトリックス医学講座で「悪性腫瘍」の勉強中です。
苦手な英語に苦戦中です…笑。

 人命にかかわる医療の仕事や教職に就いた以上は生涯学習です。無駄な時間を過ごさないように!

 ちなみに、下の式は教科書・参考書では普通によく出てくるMRIの縦緩和式です。あなたは学生に、この式がどうやって導かれるか解説できますか?私は解説できなかったので工学部へ進学しました。

                
                  
 MRI縦緩和式

● 父親、長野泰治(ヤスハル)と親戚の中山惟良(コレナガ)先生

 私の父親、長野泰治は熊本県阿蘇郡長陽村(現南阿蘇村)出身であり東京大学理学部出身の教員(専門は物理、数学、英語など)でした。祖父は陸軍軍人村長長野泰(ヤスシ)、曾祖父は医師(名古屋医専卒:現在の名古屋大学医学部)であり阿蘇郡郡議会議員長野惟宗(コレムネ)です。

*父泰治は、学生時代の無理な勉学がたたり、当時は日本全土で蔓延していた”肺結核”に罹患し東大を一年休学して卒業しています。病で東京から熊本へ帰った当時、母親方の親戚”合志先生(熊本大学教授)”の誘いで熊本大学で教壇に立つ事を勧められたようですが、祖父(軍人)や済々廣高校(男子高)、五校での”硬派な気質”を受け継いだのか、男子校で教壇に立つことを希望し熊本商大付属高校や君が淵電波高校で教壇に立っていたようです。

 また、同時期に隣の白水村から大津中学へ進み、第五高等学校から東京大学理学部へ進学された”中山惟良先生
(数学・英語が専門で後に佐藤組)は親戚です。従兄(いとこ)同士、共に東京大学理学部で学んでいます。中山先生は大津高校で教壇に立っておられました。

 長野泰治略歴
 熊本県立済々廣高校 ⇒ 第五高等学校(現在の熊本大学) ⇒ 東京大学理学部卒業

 
中山惟良略歴
 熊本県立大津高校 ⇒ 第五高等学校(現在の熊本大学) ⇒ 東京大学理学部卒業

 父親、長野泰治(教員:享年43歳)が東京大学理学部U類(工学部)出身で学者タイプだったので、中身がないのにいかにも知っているふりをする人、服装や恰好にこだわる人はあまり好きではありません。解らなくても解ろうとして一所懸命努力する人や苦学生が大好きで、こんな人を見たら”何とかしてあげよう”という正義感がわくタイプです。

 父親、泰治は東京大学時代、肥後藩主細川家第16代当主細川護立侯、17代当主細川護貞侯に好意にして頂き、元内閣総理大臣細川護熙氏近衛(細川)忠W氏の家庭教師を務め、先日ノーベル物理学賞を受賞された南部陽一郎博士とは同じ理学部であり共に宇宙物理学の研究をやっていたようです。南部先生を自分の故郷、熊本の阿蘇山にある京都大学火山研究所に誘い一緒に訪れています。また、熊本県出身学生の東京寮、”有斐学舎”では先の日本弁護士連合会会長の平山正剛先生などとも親交があったようです。(父泰治の足跡をたどり)


父泰治と近衛(細川)忠W氏(右)

父泰治と細川護熙氏(左)
父、泰治と元内閣総理大臣、細川護熙氏、現日本赤十字社社長、近衛(細川)忠W氏 昭和28年 長野県軽井沢(細川家別荘にて)

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自己紹介

長野宣道(ナガノノブミチ)  こちらは”阿蘇クマ牧場(カドリー・ドミニオン)”の友人、熊五郎
昭和31年1月21日生まれ。
猿年生まれの57歳。

剛毅木訥(ごうきぼくとつ)、和而不同(わじふどう) 論語で、父親の口癖です。 

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