学会放浪記
1.計測自動制御学会
平成22年7月17日(土)〜19日(月)
IEEE,SICE 2010.Int Conf. on Modelling, Identification and Control (Okayama)
7月17日(土)〜19日(月)、岡山大学で開催された Int Conf. on Modelling,
Identification and Control (Okayama) で発表してきました。
私の演題は
”Computer-Aided Diagnosis of Gastrointestinal Radiographs Using Adaptive
Differential Filter and Level Set Method” ,
「適応微分フィルタとレベルセット法を使用した胃X線写真のコンピュータ支援診断」
です。
私にとってはこれが二回目の国際学会でして、前回よりも落ち着いて話すことができました。質問は2問、一問は症例引用の件でボスの助け船があり何とか乗り切りました。もう一問は私の職業の件で、どうやらmedical doctor(医師)と思われていたようで、radiorogical technician(放射線技師)だという事を伝えてきました。
発表会場の後ろの方には今年から岡山大学へ編入した西村君の姿が見えます。私の発表を聴きに来てくれており、夜には早速一緒に岡山の街へ繰り出しました。
今まで苦労して勉強してきた分、最高の思い出になります。研究室のボスであり師匠である”松尾孝美教授”と、私のような年寄りに入学許可を頂いた”大分大学工学部”に感謝です!
《笑い話》
発表の後の懇親会でカナダの大学の方々と情報交換をしたのですが、マクレラン教授が名刺を持って最初に私のところに挨拶に来られました。
慌てた私は松尾先生を指し He is my boss.
そこで松尾教授が一言。”長野さんがあまりに貫禄があるからだわ・・・(笑)。”
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平成20年11月30日 九州支部学会(沖縄:琉球大学)
演題番号 203‐B4 適応微分フィルタ”を用いた消化管造影胃X線写真の支援診断 PP
大学院のメンバーで空路沖縄へ。発表を無事に済ませ、東京電気通信大学の先生方、院生と一緒に食事会へ。泡盛と”ソーメンチャンプル”、”トーフヨー”は最高でした。翌日は首里城、姫ゆりの塔、ちゅら海水族館など、沖縄の歴史や文化も学んできました。
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2.日本放射線技術学会
平成22年10月16日 第38回日本放射線技術学会 秋季学術大会(仙台国際センター)
演題番号 472 画像工学
「適応微分フィルタとレベルセット法を用いた胃腫瘍性病変の良悪性判定」
10月15日(金)〜16日(土)、杜の都、宮城県仙台市で開催された第38回日本放射線技術学会秋季学術大会に参加してきました。私の発表は16日の画像工学部門の15時からで「適応微分フィルタとレベルセット法を用いた胃腫瘍性病変の良悪性判定」という演題で発表してきました。座長の方からは「二重造影像だけでなく圧迫法などの他の写真での検討は出来ないのでしょうか?」という質問があり、「現在は二重造影のみで検討しています」と答えて終わりました。
15日の夜は東京の技師学校の先生方、久々に会う大阪の病院の先生と四人で仙台の街に繰り出しました。仙台=牛タンですよね。牛タンでは老舗(仙台牛タン発祥の店)の「太助」に行ってきました。行くと既に20mくらい並んでいて、いつもなら並んで食べるなど考えられない私が、この日はその列に並び20分待ちで牛タンを食べてきました。20分待ちで食べた牛タンは絶品でしたね。牛タン定食が900円、牛タンを一人前追加し、生ビールを3杯も飲んで来ました。噂にたがわず最高の美味しさでした。
仙台市内の青葉城通りは高さ30mくらいの街路樹が両脇に聳えていて、緑のトンネルの中を車や人々が行き交っているようでした。空き時間に会場近くの青葉(仙台)城にも20分程度かけて歩いて登り(メタボ対策)、伊達政宗公とも記念写真を撮って来ました。
仙台の方々と東北楽天イーグルスに幸あれです! goodluck
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平成21年10月22日 第37回日本放射線技術学会 秋季学術大会(岡山コンベンションセンター)
演題番号 243 画像工学 「適応微分フィルタの有用性」(胃X線写真CAD)
朝8時過ぎのソニックに乗り新幹線で岡山へ。会場に到着したのは12時過ぎ。早速、受付を済ませMRIセッションの会場へ。一番聞きたかった
”Phased arrey coil” を利用したパラレルイメージングの話は遅れてしまい聞けませんでした。午後からの MR‐Angio の話や”マンガン増感MRI”の話を聴講し、自分の発表へ。私の発表は最終から2番目で、質疑応答では質問が一問。質問事項に関してはなんとか無事に応答し終了する。会の後は知り合いの先生方と食事会へ。皆さんがビールを飲む中、私は大分駅まで車で来ていることもあり”ウーロン茶”で済ます。”飲めるのに飲めない”のは辛いですね!食事の後はとんぼ返りで大分へ帰り、家に着いたのは午前0時でした。慌ただしい一日でしたが実りのある一日となりました。
平成20年10月 第3回九州放射線医療技術大会 (宮崎:オルブライトホール)
演題番号 68 画像工学 CAD MATLABを使用した胃疾患のデジタル画像処理(Power Point)
授業終了後、家族(奥さんとワンちゃん3匹)と共に夜間走行で一路宮崎へ。前日に宮崎市民会館の駐車場に乗り付け車中泊。翌朝は早々と自分の発表を済ませ高千穂峡へ向かう。高千穂では静寂の中に天照大神(アマテラスオオミカミ)のパワーを感じながら美味しい”そば”に舌鼓を・・・。やはり水がきれいなところのそばは最高です。
*学会では”発表直前から演台のPCモニタが写らない”というアクシデントに見舞われ、目の悪い私は散々な結果に・・・。
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平成20年10月 第37回日本放射線技術学会 秋季学術大会 (長野:軽井沢)
演題番号 318 画像工学 隆起性病変(消化管)の特徴量抽出
大分の自宅を朝5時半に出て軽井沢に着いたのは12時過ぎ。早速、学会の受付を済ませMRIセッションを聴講する。夕方からは懇親会に参加し近畿地区の懐かしい先生方(技術学会の大御所)と4年ぶりに再会し近況を報告する。次の日は午前中に自分の発表を行い、質疑応答では発表内容を議論・評価して頂きました。その後は最近タイムリーな話題の平面検出器(Flat
Panel Detector:FPD)の発表を聴講し午後には帰路につきました。
学会は現場を離れてしまった私にとって、臨床現場の生きた情報を吸収できる唯一の場所です。各種機器を用いて実験を行い、その評価内容を発表して頂いた先生方の報告は貴重で新鮮でした。本当に有意義な二日間でした。発表して頂いた先生方、ありがとうございました。
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