2009年7月22日(午前10時50分前後) 世紀の天体ショー”皆既日食”を大分から観察(正確には大分では部分日食でした)。
この日は46年ぶりの皆既日食が大分の本校でも観察された。教職員や学生さんが興奮する中、約5分の天体ショーが観察された。現在54歳の私にとって皆既日食の観察は、おそらくこれが最後になるだろう。
放射線技師は日食の観察には有利ですね。思わずX線フィルムを日食観察のフィルタにしてしまいました!
《日食がおこる仕組み》
「日食」とは、月が太陽の前を横切るために、月によって太陽の一部(または全部)が隠される現象。太陽が月によって全部隠されるときには「皆既日食」と呼ばれる。今回は一部の地域でこの「皆既日食」が見られる。また、太陽のほうが月より大きく見えるために月のまわりから太陽がはみ出して見えるときには「金環日食(または金環食)」と呼ばれる。太陽の一部しか隠されないときには「部分日食」と呼ばれる。
日食は、見る場所によって、どのくらい深く欠けるかも違うし、日食が始まる時刻や一番大きく欠ける時刻・日食が終わる時刻も違う。
国立天文台HPより